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「天皇論」(小林よしのり著)を読んで

今回からしばらくは、この本について書きたいと思います。

そもそも、なぜこの本を読むことになったかというと、
友人から急にこの本を絶賛され、読むことを勧められたからでした。
なぜいきなり小林よしのりを絶賛しだしたのか、と動揺しながら
まず何が書いてあるのかを知らなければと思い、本屋で立ち読み。
ひと通りざっと読んでみて、これはじっくり読んだほうがいいと思い購入。

感想は、
◯マンガなので絵と言葉で訴えかけてくる力はすごい
◯それなりの説得力がある。田母神論文とは比較にならないほど強力
◯なので、この本を絶賛しちゃう人の気持ちも分かる

アマゾンの小林本のレビューも異常な絶賛の嵐になってるし。
(これには「ある明確な意思」があるのでしょうけど)
けどね、普通に読めば相当おかしい事を言っているんですよ。
そういうところはみなさん無視しているんでしょうか。

この本を読む上で大切なことは、
事実」と「単なる小林氏の意見・願望・想像」を区別すること。

これの見分けがつかないと、全てが本当のことに思われ、
「この本は正しいことを書いている」と作者の術中にはまってしまう。

そこで、ちょっと冷静になって読んでみませんかと
疑問点や矛盾点を指摘していきたいと思います。

続く
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